薬が効かない時の緊張型頭痛 対策と解消法

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頭痛と一口に言ってもいろいろなタイプの頭痛があります。二日酔いや冷たいものを食べた時に起こる頭痛は生理的な反応としての頭痛です。よく言われる“頭痛もち”の頭痛は片頭痛や緊張型頭痛などの慢性頭痛のことを指します。

頭痛もちで最も多く見られるのは緊張型頭痛です。日本では約3人に1人の割合で発症し男性より女性に多く見られます。ここでは、肩こりを伴いギューッと締め付けられるような痛みのある緊張型頭痛について、その原因や対処法、予防法を紹介します。

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なぜ緊張型頭痛には薬が効かないのか

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緊張型頭痛は、頭痛の約90%を閉めるように最も一般的な頭痛で、現代病と言われています。痛みは首を締め付けられるような頭痛が毎日、あるいは数日間にわたって続きます。また、多くの場合肩凝り首筋の凝りなども伴います。

①緊張型頭痛が起こる原因

緊張型頭痛は、身体的な負担や精神的なストレスが重なって起こると考えられています。身体的な負担としては、無理な姿勢を維持したり、同じ体位を長時間にわたって保持した場合、頭から肩にかけての筋肉が過度に緊張してしまいます。

その結果、血流が滞り筋肉中に乳酸やピルビン酸などの疲労物質が溜まり頭痛の原因になります。筋肉が弱い女性の方が男性よりも発症しやすくなります。運動不足も体内の血行を悪くするので頭痛の誘因になります。

職場や家庭でのストレスを感じている人や、パソコンを使用する機会の多い人は発症しやすいです。また、真面目な性格や几帳面な性格、感受性の強い性格の人は緊張型頭痛が生じやすいと言われます。

②なぜ緊張型頭痛には薬が効かないのか

ロキソニンやカロナールなどの市販の鎮痛剤には、用法に頭痛と書いてありますが、あまり効果を発揮しません。それは、緊張型頭痛というのは、筋肉の緊張から血管が収縮して痛みが生じています。

痛みを取り除くためには、筋肉をほぐし、血流を改善して、停滞している疲労物質や老廃物を除去する必要があります。そのため、個人差はありますが、緊張型頭痛がある場合、特に慢性的な痛みがある場合などは市販の鎮痛剤は効果を発揮しないことが多いです。

病院に行った場合は、鎮痛剤と筋肉弛緩薬、抗不安薬などを併用するときもあります。血流が改善されて痛みが和らいでいくこともあります。ただし、薬を飲みすぎると別の頭痛を引き起こす場合もあるので、医者と相談しながら処方して下さい。

2. 頭痛薬が効かない場合の対処法

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頭痛薬が効かない場合は、痛みを少しでも緩和するために自宅でできることを4つ紹介します。筋肉の凝りを和らげ、血行を良くすることで徐々に痛みが取れてきます。

①ぬるめのお風呂にゆっくり入る

血流を良くするには、身体を温めるお風呂が効果的です。ただし、熱すぎるお風呂は溜まっていた疲労物質が悪さをする場合があるので、ぬるめのお風呂がおすすめです。

②入浴後にストレッチ、マッサージをする

ストレッチやマッサージは、筋肉をほぐし血流を良くする効果があります。入浴後は血管が拡張しているので、より効果を高めることができます。マッサージは強くもむと逆効果になるので、リラックスできる程度の強さが良いです。

③早めに就寝する

睡眠は筋肉を緩ませる効果があります。十分な睡眠時間を確保することで筋肉の凝りが解消されていきます。

④刺激物は避ける

コーヒーやお茶に含まれているカフェインには血管を収縮させる働きがあり、頭痛解消には逆効果です。また、タバコに含まれるニコチンも血管を収縮させるので避けましょう。

緊張型頭痛の予防や生活改善

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緊張型頭痛は、身体的なストレスと精神的なストレスがいくつか重なることによって起こります。緊張型頭痛を改善していくためには、日々のストレスを溜め込まない生活習慣が大切なポイントになります。6つの予防法や改善ポイントを紹介します。

①ストレスを溜め込まない

ストレス社会で生活していると、何かとストレスが溜まりやすくなります。まずは自分に合ったストレス解消法=リラックス法を見つけることです。スポーツを楽しむとか読書やゲームなどリラックスできる時間を大切にすることです。

②軽い運動をする習慣

軽いウォーキングやスロージョギングなど、運動する習慣をつけることが大切です。特に身体を動かすことの少ないデスクワークの人は心身ともにリラックスできる時間を持つことです。緑の多い公園内を散歩すると、森林浴も兼ねることができリラックス効果抜群です。

③同じ姿勢をとらない

パソコン作業やスマホなど、前かがみの同じ姿勢をとり続けることで、筋肉が硬直化します。随時、筋肉をほぐしながら作業をしましょう。

④栄養バランスを考えた食事

ビタミンB1には筋肉のこわばりをほぐし、身体の疲労を軽減する働きがあります。ビタミンB1を多く含む食品には、豚肉、うなぎ、にんにく、納豆などがあります。また、牛や豚の肉、カツオ、マグロ、乳製品などに含まれているセロトニンというホルモンは、気持ちをリラックスさせる効果がありストレス軽減につながります。

⑤良質な睡眠をとる

なかなか寝付けなかったり、夜中に目覚めるなどの不眠の状態は、ストレスが溜まっていきます。規則正しい生活リズムを心がけ、明るいときにしっかりと活動して夜を迎えて下さい。寝具(枕、パジャマなど)や照明を工夫し、寝る前にはパソコンやスマホをやらないなど、質の良い睡眠を確保することです。

⑥体を冷やさない

体が冷えると筋肉や血管が収縮し、肩や首の凝りに繋がります。女性に多い冷え性は頭痛の大敵です。冬場だけでなく、夏場のエアコンの冷えにも注意が必要です。

まとめ

緊張型頭痛を予防はストレスを溜め込まない

いかがでしたか?緊張型頭痛を予防するためには、心身のストレスを上手に解消していくことです。ストレスは肩凝りや頭痛だけでなく、便秘や肥満、免疫力の低下、生活習慣病など、美容と健康にとって大きな障害となります。どうぞストレスを溜め込まない生活習慣を実践して憂鬱な頭痛から開放されて下さい。

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